警惕安全装置失效造成的火灾

揚げ物などの調理の時ガスコンロの火を消し忘れて火事になるケースは、毎年全国で５０００件前後あり、経済産業省は、去年１０月、ガスコンロに一定の温度を超えると自動的にコンロの火を消す安全装置を付けることを義務付けました。しかし、安全装置の付いたコンロで火災になったケースが少なくとも３件報告されたことから、製品事故の調査を行うＮＩＴＥ製品評価技術基盤機構が再現実験を行って原因を調べました。その結果、安全装置のセンサーが接する鍋の底が汚れていると、センサーが熱を感知できず、油が３８０度以上の高温になって火が出ることが確認されました。安全装置があるのに火災になるケースは、急激に普及が進んでいるＩＨクッキングヒーターでも、一昨年６月以降１０件報告されています。これは鍋の底がくぼんでいて、ヒーター側のセンサーが鍋に接触せず正確な温度が測れないことなどが原因だということです。

全国每年因煎炸食品时忘记关煤气灶而引发的火灾数量在5000起左右.去年10月经济产业省规定国民有义务安装配备有当煤气灶超过一定温度时自动关火装置的灶具.但是,因至少已发生3起配备了安全装置的灶具发生火灾的案件,负责商品事故调查的商品基本技术评定机构NITE利用还原现场的方式开始对事故原因展开调查.其结果是,当与安全装置上的传感器接触的锅底部分有污垢时传感器就无法赶上热度,从而使得油温上升到380度以上后起火.目前使用率急遽上升的IH电磁炉也是如此,自前年6月以来,已报导10起装有安全装置的电磁炉发生火灾案件.据说原因是锅底的凹点致使锅接触不到电磁炉上传感器,从而无法准确地量测出温度.