歌词
まずは片足から そんなふうに
いつから 君の方へと寄りかかっていた
それは 歪みがかる遠い記憶
花束を揺らす あなたは泣いてたんだね
赤に 黄色に 紫が混じる
私はそれを両手を塞げて貰うんだ
あなたの言葉に何度も
頷くだけで安心していた
始発のベルはあなたを連れて
渡した言葉は花になって
二人の誓いは灰になっていく
残った 花便り
あの日 私たちは背伸びをして
ネオンが揺れる街並みに魅せられていた
名前も知らない歌 恋の歌を
「大事にしよう 」と君と手を繋いでいた
擦れて くすんだ微温い灯が君を
連れ去った後 不意に花便りが届く
雨を探しては何度も
悟られないように涙を吐いた
いずれは見つかってしまうけど
それで振り返る君なんて
そんな君ならいらないから
足跡は自分で見ないで
私が追いかけるためだけに残して
あなたの言葉に何度も
頷く私は弱い子だから
見送る背中 心は揺れる
渡した言葉は花になった
伝えたい言葉は花のようだ
だから一人 雨を待つ
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