東京湾の小さな話

歌词
いちばん釣れるのは
秋分时节是钓鱼的好日子
お彼岸ごろだから
因为现在是春分
まだちょっと早いさうだが
虽然时日尚早
はぜ釣りに誘われた
我受邀参加虾虎鱼的垂钓
すっかり凪いて晴れた
蓝天下风和日丽、
東京湾では
的东京湾
照返しがまぶしく
阳光灼眼
暑いったらない
酷暑难耐
こいつてんぷらの揚げたて
把这条炸成天妇罗
なかなか美味いですよね
一定相当好吃吧!
だが
但是
よく見てごらんなさい
请仔细看看
はぜの面ぁ
虾虎鱼的脸
何となく
为何
人間の顔に似てるでせう
这面孔这么像是逝去的人呢
行方君の快活な笑ひ声
他那快乐爽朗的笑声
魚の顔ってみんなさうさ
鱼的脸都是一样的
だって人間の遠い祖先は
毕竟是人类的远祖
我ながら陳腐な受け答へ
尽管我的回答陈腐
言ひかけて
我还是说出了口
あとの半分は
另外一半话语
唾に丸めて呑込んだ
随着口水吞入肚中
彼は敗戦の日のちゃうど正午
时值正午时分,传来战败的消息
おふくろさんが
母亲临盆生产他时
天皇のラヂオ放送を
听着天皇广播
聞いてる最中に産気づいて
关于
この世に生まれてきたといふ
为何诞生到这个世上这段故事
なぜか
“为什么呢?”
それがいつも口癖の自慢である
这个口头禅永远是他的骄傲
行方君のお祖母さん
他的奶奶
東京の下町は
居住在东京老街蛎壳町
蛎殼町ですこぶる達者だ
她的身体康健
彼岸のはぜは中風の薬
“秋分的虾虎鱼—中风的良药”
昔からの言慣はしは
自古的老话
知ってはいるが
我已知晓
だってねえ
因为
あたしゃ嫁に来た年の
那一年我出嫁
大震災をようく覚えてますよ
也清楚地记得关东大地震
ええ陸軍記念日の大空襲でも
俄日战争纪念日的大空袭
命からがら逃げまはって
我也勉强逃生
どっちも何万といふ人が大川で
两次灾害都有万人葬身隅田河
焼け死に溺れ死にしましてね
烧死的,淹死的
あなた東京湾のはぜあれは
我问你,东京湾里的虾虎鱼
何食って育ったと
是吃什么长大的呢
何食って育ったと思ひます
是吃什么长大的呢,我想
生涯
一生啊一生
はぜを食はない人もいるのだ
有人一生都不会吃它
生涯
一生啊一生
はぜを食はない人もいるのだ
有人一生都不会吃它
专辑信息
1.なんでこうなんだろう
2.心のそばの胃のあたり
3.病い
4.さぁ、行かなきゃ
5.スライダーを覚えて
6.眼にて云う
7.平行線上のAとBは、Iで交わるのか?
8.かたゆで卵
9.東京湾の小さな話
10.Notebook~2月の朝