歌词
決闘高田の馬場
オリジナル歌手:三波春夫
唄:島津亜矢 編集:吹雪
江戸は夕焼け 灯ともし頃に
江户城黄昏 灯火点起之时
夢を求めて みなし子が
追寻梦想的孤儿
国の越後の 空を見る
远望故乡越后的天空
顔も赤鞘 安兵衛が
不知不觉中
何時か覚えた 酒の味
安兵卫又喝的满脸通红
喧嘩するなら 相手になろうか
吵起架来的话 就来比试比试吧
俺は天下の 素浪人
我乃天下云游穷浪人
真武士なら 男なら
是真武士 真男人的话
やると決めたら 安兵衛は
决心要干的话
行くぞ白刃の 只中へ
堂堂安兵卫便迎向剑刃
のり屋のばあさんが差出した
展开糊屋婆婆递过来的书信：
手紙を開く 中山安兵衛
「中山安兵卫
急ぎしたため参らせ候
致急是也
堀内源左衛門先生
旧于堀内源左卫门大人道场
道場で深く知り合い
与君相款密义结叔甥
叔父甥の 義を結んだるこの菅野
今为武士意气
引くにひけない 武士の意地
菅野破釜沉舟
村上兄弟一門と
期村上氏一门
高田の馬場で果し合い
决于高田马场
六十すぎた拙者には
老夫年逾耳顺
勝目は一つも御座無く候
定无胜理是也
後に残れる妻や子を
吾之妻子
お願い申す安兵衛殿
拜托贵殿
文武秀れたそなたじゃが
贵殿文武才干
酒をつつしみ身を修め
宜应戒酒修身
天晴れ出世なさるよう
必出人头地
草葉の陰から祈り参らせ候と
九泉之下为君祈之」
涙で書いた遺言状
正是含泪写下的遗书
「ばあさん!今何ん刻だ!
「婆婆！几更啦！
何に!辰の下刻かうーむ
什么！辰时下刻了吗 嗯——
高田の馬場まで後半刻
到高田马场得要半刻钟
南無や八幡大菩薩
南無八幡大菩薩
此の安兵衛が
我安兵卫
行きつくまでは叔父の身の上守らせ給え!
立刻出发保护叔父！
ばあさん水だ! 水を呉れ!」
婆婆！拿水来！快拿水来！」
関の孫六わし掴み
猛握起宝刀関孫六
牛込天竜寺竹町の
只见安兵卫
長屋を飛出す安兵衛は
从牛込天竜寺竹町的长屋飞奔而出
小石をけとばし砂巻き上げて
一路走石飞沙
宙飛ぶ如く駆けてゆく
飞一般跑了下去
此れを眺めた大工に左官
远远望见此景的木工 泥水匠
床やも 八百やも
剃头师傅 菜贩子
米やのおやじも 魚やも
米屋老板和鱼商
それゆけ やれゆけ
嘿呦 哎呦
安さんが大きな喧嘩を見つけたぞ
安大兄弟找人打架去啦！
今夜はタラフク呑めそうだ
今晚上可有的喝啦！
後から後から付いて行く
一个一个跟在后面也跑了下去
一番後からのり屋の婆さん
最后面的是糊屋的婆婆
息を切らして
气喘吁吁的跟着
ヨイショコラショ ヨイショコラショ
嘿呦 嘿呦
安さん安さん!!
安大兄弟安大兄弟！
喧嘩は止しなとかけてゆく
可别跟人家打架呀！
高田の馬場に来てみれば
到了高田马场放眼望
卑怯未練な村上一門
那胆怯卑鄙的村上一伙
わずか二人を取り囲み
刚将叔父和小跟班俩人围住
白刃揃えて斬りかかる
拔出刀来砍将过去
哀れ菅野と 若党は
可怜那菅野和小跟班
次第次第に追いつめられて
逐渐就要被追上了
すでに危うく見えた時
正当这紧急关头时
馬場に飛込む安兵衛が
飞跃进马场安兵卫
関の孫六抜く手も見せず
看也不看拔刀在手
村上三郎斬り捨てて
一瞬砍了村上三郎
天にも轟く大音声
惊天动地发一声喊
中山安兵衛武庸が
我中山安兵卫武庸
叔父の菅野に助太刀致す
前来助阵菅野叔父
名乗りをあげて さあ来いと
报上名后又一声喊 「不服的过来！」
脇差抜いて左手に
左手肋差摆好架势
天地に構えた二刀流
天地无双二刀流
右に左に斬り捲くる
左右开弓大杀特杀
折しも叔父の背後から
正此时叔父身后
薙刀持って 祐見が
那中津川祐见
斬り下ろさんとした時に
正手持薙刀要斩下来
撥止と投げた脇差が
「走你」掷出肋差
背中を貫き見事倒した有様は
捅穿后背 漂亮的击倒
さながら 鬼神か天魔の業か
这场景简直如鬼神降世
かたずを呑んで 見ていた群衆
屏息凝神的围观群众
どっとあげたる歓声が
一齐发出欢呼
高田の馬場にこだまする
响彻高田马场
剣がきらめく 高田の馬場に
这正是
桜吹雪が舞いかかる
高田马场刀光影
勝って驕らぬ 爽やかさ
血色漫漫舞落樱
花の青年安兵衛の
浪士剑豪安兵卫
顔に明るい 春の風
志气昂扬笑春风
終わり
终
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