歌词
彼岸华之朱赤 缭乱清风 丝弦 亦于寂然间振鸣
寂しげに弾く弦 嵐が見惚れる曼珠沙華の赤
嘈嘈切切 其声 如泣如诉 全然落月乌啼
泣きじゃくる音色は まるで濡れ羽色の鴉
潇潇涷雨 濡我额也
額を濡らした 大粒の雨は
欲穿行间 然其雨势更盛
通り過ぎるには 少し強くて
冥冥祗园钟 未有所见 亦未有所闻
祇園の鐘からは 何も見えず 何も聞こえず
桫椤之华 悄然浮现 霏霏梅雨之间
五月雨に映える沙羅の花
夕暮未尽 所映苍空 正当虚影之中
未だ黄昏時 映る空は幻影の中
嗟夫 此世何其薄幸耶!
嗚呼 無情なこの世界
雅音违时令 夭夭残桃香
纵其眼波流转 皆陈词滥调罢
季節外れの音色と 仄かに残る優しい桃の香り
衣物摩挲之声 鸣响浮夸
流した視線なんて 調子はずれのガラクタね
况彼其衔蝉 着实相似欤
大げさに鳴らす 衣擦れの音は
傞傞白羽间 大音希声 犹无人醒觉
強かな猫に 少し似ている
纷扬之物 逐悠远而去 之此深宵 亦转瞬即逝
降り立つ白羽には 何も弾けず 誰も気付かず
清歌嘹亮 浸润幽眇寸心
散らしたのは仮初の夜 遠く導かれる
唯慕尔素手拨弦之芳姿
歌の音は力強くて 幽かに心を伝う
咨尔我身 化为照水姣花
殉思之心绪者 且临风而归哉
爪弾く姿に焦れて
祈望祷祝 且为安然沉眠 堕梦间也
私はあえかなる花に為る
祗园钟声 由何物闻得 亦为何物所达?
殉じた想いよ 風に乗って
只言片语 而今留驻于何人耳中?
安らかに眠りにつけるように 祈る
缔指纤丝 缱绻谁人?
祇園の鐘からは 何が聞こえ 何が届かぬ
至若丝竹八音 皆永寂也 其可谓“存在”邪?
言の葉は誰の耳に留まる
呜呼 徒然流转如旧罢
指先を伝わる糸は誰に繋がっている?
而今 终为其人所觉察
鳴らない楽器は生きているの?
ほら ただ流されるままに 嗚呼
今更に 気付かされた
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