歌词
月夜に歌う少女は溶けてゆく 群青の夜を彩るように
誰もいないはずの静かな霊園で 遠くに聞こえる誰かのすすり泣く声
近くなる声は風に乗せて響く 孤独な夜を深く刻むように
しゃがみ込む影は小さく揺れていた 星の舞う夜に
「あなたはここで何をしてるの？」
瞳に映る顔に 高鳴る鼓動
いつかの彼のようで
暗闇彩る空 旋律に染めて
描いた運命辿る
首筋伝う愛にこの指を絡ませて 瞳は光に包まれて煌く
声の飛び交う父母の諍いは 仲裁する僕の言葉も聞かずに
一人飛び出して夢中で走ってた 星の舞う夜に
「あなたはここで何をしてるの？」
気づかれるその前に もう帰さなきゃ
怯えさせぬように
暗闇彩る空 旋律に染めて
描いた運命辿る
首筋伝う愛は掌で拭えずに 瞳は儚さ纏って煌く
日が昇るわ
さあもうおかえりなさい きっと心配してるわ
夜が明ける前に
一夜の夢は抱いて走り出す僕は 彼女の歌忘れられず
闇夜に浮かぶ声にいつまでも酔いしれて 共鳴して響いた
一夜の夢を抱いてあなたへの愛は あの日の姿に重ね
首筋伝う涙この指と絡ませて
愛しいあなたに会えること祈った
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