歌词
朝顔が咲いていた。
牵牛花开了
横に空の如雨露が転がっていて、
空掉的喷壶滚在一旁
いつか夏休みが終わってしまうことをみんなが知っていた。
大家都知道 总有一天暑假就要结束了
ラジオ体操の判子が疎らだからって
广播体操的印章过于稀疏
怒られるわけじゃないし、
也不是因为这个才被骂
まだ宿題はほとんど残っているけれど、
虽然作业还剩下好多
大丈夫、きっとまだ大丈夫。
但是没关系 一定还没关系
気が付くと僕は鼻血を出して、
回过神来发现自己在流鼻血
ネット横、木の下で横になっていた。
躺在球网旁、树荫之下
鼻に詰めたティッシュに汗と血が滲んでいた、
塞住鼻子的纸巾浸着汗水和血
凍ったアクエリアスが全身に染みていくのがわかった。
我能感觉到 冰冻过的水动乐遍及全身
金属バットにボールが当たる、上がる
金属球棒打中球 球转而向上
砂埃が目に染みる、
沙尘弥漫双眼
蝉にも負けずに叫び続けた
蝉也不服输一般地持续叫着
「ばっちこい、ばっちこい」
「来吧 我准备好了」
何を待ってる?
在等待着什么?
本当は何を待っている?
到底是在等待着什么?
練習を終えると僕は歩いて帰った。
练习结束后我步行回家
道路沿い、六階、親が置いて行った飯代。
路沿、六层楼、父母走前留下的饭钱
銀色の鉄柱、二階の学習塾。
银色的铁柱、二楼的补习班
キラやレアを待つ、
等待着キラ和レア
商店街のカードダス。
商店街的卡牌贩售机
静かに霊柩車が横切る度に、
每当灵车静静地横穿而过时
山内が言っていたあの話を思い出した。
我总会想起山内说过的那些话
「お母さんやお父さんを連れて行かれないように
他说 「为了不让妈妈或爸爸被带走
こうやって親指を隠すんだよ。」って。
所以要这样把大拇指藏起来」
日が暮れて鐘が鳴る
太阳西沉 钟声响起
ただそれの繰り返しを
只是那样的循环往复
日が暮れて鐘が鳴る
太阳西沉 钟声响起
ただそれの繰り返しを
只是那样的循环往复
冷房の効いた部屋でゲームをしている。
在开着空调的房间里打游戏
氷の溶けたグラスに水滴が付いている。
冰块融化 玻璃杯上附着水滴
画面の中の主人公が隠れて
画面里的主角隐藏起来
敵が来るのを待っている。
等着敌人的到来
ポテトチップスを摘んだ手で触ったコントローラを
拿过薯片的手所触摸过的游戏手柄
濡れたティッシュで拭き取って、
用湿纸巾擦拭
セーブして、ぬるい麦茶を一気に流し込んで喉を潤した。
游戏存档 一口气喝下温热的麦茶 润湿喉咙
新井とは一度喧嘩したけどいつのまにか仲直りした。
和新井吵过一次架但不知道什么时候就和好了
栗原がピッチャーで優太郎がキャッチャー。
栗原是投手 优太郎是捕手
寺倉はサイドスロー、
寺仓擅长侧投
健太は肩が良かった。
健太的肩膀很好
田口は背が高くて、菊は足が速かった。
田口个子很高 菊跑得非常快
石井と菌と呼ばれていると、
石井被叫过一次蘑菇以后
みんなでそれに乗っかった。
大家都这么喊他
杉本は双子、金持ちの近野、関谷ん家の小さな犬、
杉本是双胞胎 近野很有钱 关谷家有一只小狗
一度も話したことなかったけど浅野のことが好きだった。
虽然一次话也没说过 但是喜欢过浅野
マンションを出ると都会特有の熱気で
一出公寓就能感受到都市特有的热气
公園にいくともう自転車が集まっていた。
一去公园自行车就聚在一起
いつか貰ったお年玉の残りを話して、
聊着不知何时得到的压岁钱的剩余
爪楊枝を赤く塗って駄菓子屋のおばちゃんを騙した。
用涂成红色的牙签骗过粗点心店的阿姨
誰かが鬼になって誰かを追いかける。
捉迷藏时有人变成了鬼 追逐着谁
誰かが捕まって誰かが鬼になる。
有人被抓住 变成了鬼
敵になっては味方になる、
成为敌人就是成为同伴
僕は主人公じゃなかった。
我并非主角
日が暮れて鐘が鳴る
太阳西沉 钟声响起
ただそれの繰り返しを
只是那样的循环往复
気が知れて友になる
心意相通 成为朋友
ただそれの繰り返しを
只是那样的循环往复
足りなくて足し続ける
因不足够而不断添补
ただそれの繰り返しを
只是那样的循环往复
朝が来て母が呼ぶ
清晨到来 妈妈呼唤着我
ただそれの繰り返しを
只是那样的循环往复
共働きの両親が連れて行ってくれた遊園地、
双职工的父母带我去过的游乐园
ベンチでソフトクリーム、
在长椅上吃冰淇淋
虹色に見えた。
我看到了彩虹的颜色
観覧車、ゴーカート、お化け屋敷、
摩天轮、卡丁车、鬼屋
ジェットコースター、海賊船、
云霄飞车、海盗船
その中から僕はなぜか
在那之中我为什么
メリーゴーランドを選んで、
选择了旋转木马
馬に跨って、
骑上木马
ふと気がついた。
突然注意到了
僕はずっと同じところを回っている
我一直在同样的地点迂回不前
そしていつか終わりが必ずやってくる
然后总有一天 必将迎来终止
時計は回ってまた同じ数字に戻る
时钟轮回一周又指向同样的数字
遊び終わってまた必ず家に帰る
玩耍完也一定要再回到家里
一月の内にまたこんなに髪が伸びてる
一个月之内头发又长了这么长
終わったはずの夏がまた訪れる
明明应该结束的夏天却又再次来访
もう二度と九月なんて来ないように
希望九月不要再来了
永遠の夏休み
永远的暑假
終わらないこの八月に
在这无尽的八月里
日差しは弱くなり
日光渐弱
コンクリートは冷えた
混凝土慢慢冷却
でもまだみんなの声が聞こえる
但是还能够听到大家的声音
大丈夫、きっとまだ大丈夫。
没关系 一定还没关系
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