歌词
静かな廊下を 月が照らし出す
凍えるほど眩い満月の光
かつての故郷 今は遠くとも
空に手を伸ばし 届かぬ月を思う
月の姬は永遠の姫へと名を変えて
幻想の息づく地で
千の齡を重ねた
壊れた時計から こぼれ落ちた銀の沙は
きらきらと輝き 失われた
壊れた私から 壊してしまった少女へ
永久の罪を咎を 言葉に変えて
騒がしい庭を 月が皓々と
今宵は地上でもウサギが餅をつく
かつて私が作った不完全な月は
美しくて永遠で
だからこそ歪んでいて
永遠の満月 ただ美しいだけの月
それはたぶんきっと 愛されない
僅かな満月を 欠けていく月の光を
地の民は風情と 呼ぶのだろうと
幾星霜の月を見た永遠の姬は
これからどう生きるのか
私はどう生きるのか
壊れた時計から こぼれ落ちた銀の沙は
きらきらと輝き 失われた
壊れた空は今 音もなくただ散らばって
永遠の少女は 笑みを浮かべる
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