きみを連れてゆく

歌词
吐瀉のさきで
首の影が混ざって気化したよ
明日ここは塩の試写室
エンドロール、練り歩く
朝、きみだけが
無邪気な胸を躍らせて
太陽につばを吐く
鍵穴に当たった!
まくらことば、わたのそこ、
ぼくを運ぶ、呪いのように
鍵を飲んで、穴を食んだ
回らぬことを知って
デラシネの寓話
臓器に織り込んで
春の死骸
たわんだ根が
同じひとだと言う
何もかもいらなかった
同じひとでいてくれたら
そっときみは語りかけるよ
鏡合わせでもがくかえるへ
「厭わずに、慈しむ」
「東京タワー、見える?
いま沈んだ!」
そっと鍵と穴を壊すよ
無邪気な胸をいま躍らせて
太陽につばを吐く
花のような目、何も見ていないね
专辑信息
1.動物寓意譚
2.きみを連れてゆく
3.swandivemori
4.映画