歌词
暖かい空虛な午後 届いた不在通知
「未来か消えた」
不意にそれは訪れて
淋しく笑う花はただそれを眺めてる
勇気というものがあるなら
残された僕らだけでも抗えるのかな
誰もが一人だと憂鬱は嘲る
傾いた太陽 何もない庭
君が僕を呼んだ 声が僕を醒まし
視得ない壁さえも壞してゆける
そしたら飛んで行けるのかな
ありふれていたあの朝へと
御空は薄紫に 剥がれる雲画用紙
散り散りになる
均衡もこの舞台もすでにもう死んでいて
彩が奪われてゆく
絆というものがあるなら
すべて上書きされても忘れずにいられる
僕らが生きた日々 それは消えないまま
思い出と枯れない花になるんだ
君が僕を呼んで 僕が君を呼んで
手は離れてしまうけど大丈夫
そしたら振り返らず行くよ
ずっと望んだあの朝へ
前向きな別れがあり それぞれの途へ進んで行く
輪廻というものがあるなら
まだ巡り逢えるのかな ぼんやり考えた
どこかで聞いた声 どこかで見た君を
覚えてなくても忘れてなかった
そしたら階段のその先 空より高く
街や刻も見下ろせるとこへ
見つけてみせるよ あの花が目印で僕らを繫ぐ
傷が癒える頃 迎えに行くよ それが約束だから
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