歌词
起き上がると街の終わりが
氷雨に晒されて
体温を奪いながら砂へ促した
根の底の秘密からは
泥濘を帶びた詞しか
鬱ぎを喜ぶ閉鎖された土よ
悶える白い柔肌
渴きを癒したいと
露をすするのも躯を焦がさめため
黙する猫 啼きだす鴉
屍を越えてしまえば
陽の許へは還れない生から物へと
一つ前の人の片
悔い無きよう弔いましょう
胸に杭をあて 安らぎを与えて
仄暗く灯る
濃密な闇夜のうねりが
溢れだす前に 始まりを生む前に
それは剥かれた果肉のよう
何を照らして何を拒むのか
不和の全音が摇蕩うと
ざわめきおこす
仇は積もる
そして連鎖を
盲目に嚙みつき
食むのは朱い滴り
請うのは赦しで
「助けて」と
焼き尽くす風が通る
未練等も跡形もなく
唯一の法で哀憐に溺れず
微塵も逃さず
只の動かめ灰に変えて
墓標へ戾して
その答え
知られざる
专辑信息
1.响感と块放
2.ハートロニカ
3.into a blue
4.Parallel Filter
5.sacLaDUST
6.Hepatica nobilis
7.WHITEAdorable
8.The under soil
9.Achillea
10.4CLine
11.monococoon
12.絵画の少女