歌词
やがて咲くわ 妖の 桜と謂う名の私…
切ないほど 花弁は 誘い来る 彼の世まで
ヒトよ死して蝶となれ 幽雅に咲く 一片の
羽根はふわり宙に舞い 風のゆくままに散って
生きる事に縋って しがみ付いたその腕は
まるで冬の訪れに 抗う葉のようで不憫
有待の存在なのよ 今此処に集まりしは戯れだわ
蝶の夢を見ていたの 花上を舞う、ひらひらと
目が醒めては 疑った 私が蝶の夢かと
いつも ささめいてる 桜の木と 艶やかな月の下で
涅槃の幽深のよう 今道ゆく 戻らない旅へ
『顔を見上げ安堵する 春は遠くて まだ咲かず控える
春を集め咲かせましょう この桜の木を 柄を握り今頷いた』
やがて咲くわ 妖の 桜と謂う名の私…
切ないほど 花弁は 誘い来る 彼の世まで
誰か聴いて この声を 理さえ覆し
うつろいゆく この世界 疎み儚み囀る
今も地の底で眠る『露払いとなりましょう 望むまま 命ずるまま』
桜よ墨染めに咲いて『迷いを断ち切るのは この手に在る白楼よ』
憂いを绝断ち乱れ散り『畏れるものなど無い 信じた道を進むわ』
妖しの夢見続けてるわ…『誰の為でも無いわ 唯慕う人の為よ』
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