歌词
鞄から漏れだす夏みかんの匂い
発車ベルが響き渡る地下のホーム
飛び乗った列車が走るトンネルには
誰かの理想の景色が流れている
耳馴染みのある雑音が消えると
違う自分になることが許された
青い海が眩しくて
現実の私が映り込む余地のない
窓ガラスに 胸の糸が緩む それが
避難するように旅にでる理由なんだ
コンクリートを歩くときはいつも
黒い帽子で隠れてしまう狭い空に
引っ掻き傷のように残る飛行機雲
濡れない雨に降られる明日の乗客
ニューロンが波打つ真っ白な太陽は
飽きられないように光を変えていく
青い海が眩しくて
現実の私が映り込む余地のない
窓ガラスに 胸の糸が緩む それが
避難するように旅にでる理由なんだ
今度はどこへ行こう?
世界は遠くないよ
いつでも創り出せる
表と裏が溶け合うメビウスの
輪の上を走り続けられたら 窓ガラスに
青が深い夜の海と映り込む私から
目を逸らしたりしない
飼い慣らそうとしてた退屈を
蹴り飛ばした先で風が吹き始める日常
旅の終わりに広がる朝の空
专辑信息
1.天窓の部屋
2.メビウスの輪を走る
3.海のように深い森でも
4.紙の小舟
5.薄桃のカーテン
6.夏のひとりごと
7.夢現つ当てっこ