歌词
窮屈そうに車窓にはまっている
少し固い表情の夏の海
駅で買った子供だましみたいな
果実酒でもう寝息立ててる
あなたの鞄の奥でしわくちゃに
なっていたカーディガンをかける
凪の海は青が濃くて影の差すステンドグラス
柔らかい浜辺に残る半分になった砂のお城
割れたレモン味の飴で切れた舌の痛みは
またこんなひとりきりの時間に
思い出すだろう
青空にわざとらしく浮かんでいる
入道雲みたいな白一色の
夏らしいワンピースたまには着れば?
起きたら話してみようかな、なんて
Rの発音が下手ね、と言われても
自分ではよくわからない
落ちそうになってるあなたの帽子を
窓の横のフックにかける
波間にちらつく蛍光色だらけの
サーフィンボード
小さな金平糖の塊にみえるテトラポッド
お気に入りの分厚い本の栞代わりに
挟んでた乗車券が床に落ちる音が響いた
移り変わっていく旅の景色よりも
目まぐるしい夢を見ているあなたは
電車で左隣に座る理由を
聞いたら教えてくれるかな、なんて
広い座席で寝返りうって
私に顔を向けて眠り続けてるあなた
移り変わっていく旅の景色よりも
目まぐるしい夢を見ているあなたは
電車で左隣に座る理由を
聞いたら教えてくれるかな、なんて
专辑信息