夜啼く兎は夢を見る

歌词
口笛を吹いた 応(いら)えはまだ来ぬ
口哨吹响 回应仍未到来
ため息がひとつ 陽炎の中に消ゆ
一声叹息 渐隐阳炎之中
後朝(きぬぎぬ)の文(ふみ)は 待ち暮らせど来ぬ
翌朝情书 久等迟迟不来
閨(ねや)の睦言(むつごと)は 朝朱(あさあけ)の空に消ゆ
枕边私语 消散朝霞上空
死ぬるが怖くば この郷(さごう)を疾(と)く去れ
若还贪生畏死 速速远离此乡!
月が満つ刻 兎が跳(は)ねる
满月时分 玉兔将跳
我が瞳の奥を見よ 心迷ひて肝砕(きもくだ)けて
凝望我眼瞳深处 心茫然 肝肠寸断
胸 火を焼くが如く 心狂ひてゆく
胸中烈火焚烧 心狂乱
焦がれても焦がれても 苦しみより逃(のが)れぬなら
纵使焦急万分 却仍难逃苦痛
古(いにしえ)の獣(もの)のように 火の中駆け抜け 跳べ
那么便如古兽般 投身烈火 一跃!
朝露(あさつゆ)のほかに 知る人なぞ無し
除晨露以外 无人知晓
さらさらと頬に 零るるものは何ぞ
自双颊扑簌零落 为何物
生霊(いくだま)が宵に この身より出(い)づる
入夜之间 魂灵自从此身出
月が満つ刻 我鬼と成らん
满月时分 我将化身为鬼神
我が瞳の奥を見よ 紅蓮の炎(ほのお)ゆらめいて
凝望我眼瞳深处 红莲之炎正飘摇
灼熱に身を焼けど 心凍(い)てついてゆく
身虽灼热如火燎 心却寒冷似冰霜
焦がれても焦がれても 玉の白肌に触れぬなら
纵使焦急万分 仍难触白玉肌肤
夢を喰(は)む獏(まく)のように 闇夜に隠れて ゆけ
那便如食梦之獏般 遁形于暗夜!
今ぞ黄泉路(よみじ)へまかろう 今ぞ伏せし瞳(め)ひらこう
当下即赴黄泉路 如今更抬低垂目
死ぬるが怖くば この郷(さごう)を疾(と)く去れ
若还贪生畏死 速速远离此乡!
月が満つ刻 兎が跳(は)ねる
满月时分 玉兔将跳
我が瞳の奥を見よ 心迷ひて肝砕(きもくだ)けて
凝望我眼瞳深处 心茫然 肝肠寸断
胸 火を焼くが如く 心狂ひてゆく
胸中烈火焚烧 心狂乱
焦がれても焦がれても 苦しみより逃(のが)れぬなら
纵使焦急万分 却仍难逃苦痛
古(いにしえ)の獣(もの)のように 火の中駆け抜け 跳べ
那么便如古兽般 投身烈火 一跃!
我が瞳の奥を見よ
凝望我眼瞳深处
胸 火を焼くが如く
胸中如烈火焚烧
焦がれても焦がれても
纵使焦急万分
古(いにしえ)の獣(もの)のように
那么便如古兽般
口笛を吹いた あぁ 応(いら)えはまだ来ぬ
口哨吹响 啊 回应仍未到来
专辑信息
1.うつつ
2.有や無や
3.ゆめ
4.神かくし
5.からくれなゐ
6.夜ごとの闇の奥底で
7.夜ごとの闇の奥底で 尺八インスト
8.夜啼く兎は夢を見る 尺八インスト
9.常世想兼神
10.天涯
11.からくれなゐ 尺八インスト
12.夜啼く兎は夢を見る
13.常世想兼神 尺八インスト
14.神かくし 尺八インスト編
15.葬 尺八インスト
16.