夜ごとの闇の奥底で

歌词
夜半(よわ)に辻(つち)の中ひとは何見た
夜半更深 往来途中 尔等所见何物?
逼(せま)り来る黒雲(こくうん)の奥に何見た
阴云迫近 欲究其底 可堪见得何物?
临于终焉 身被晦光
終(つい)に来るものは朧(おぼろ)な光あびて
栗栗其人 祈求得脱梦魇 然则无济于事
夢なら醒めよと願いも虚しく
奇巧法门 竭汝等之所能
そのままそのまま怯(ひる)まず討(う)て
虽手战栗 尚能弓矢击我
震えるその手で弓を放つか
而今尔等 走投无路 进退维谷
逃れる道などとうに無いわ
嬉戏至此作结
もう遊びはここまでぞ
究其止境 朱华粲然 深宵憧憧焉
夜(よ)ごとの闇の奥底に ふと咲くは紅(あか)き花
花开直须折 折罢复夭夭 其吾皆倦怠矣
咲かしては摘み 摘みては咲かすのも もう飽(あ)いた
光阴流逝 晓也犹未至
時は流れど あかつきは来(こ)ず
暗秽渐染 漫道犹继 一任殷红如洗
不知我等 终受果报几何?
闇に濡れし緋色(ひいろ)の道は続く
尔等颤颤之唇 甚是可爱
何(いず)れの咎(とがめ)で報(むく)いを受くるのか
祷祝祓词 可再咏邪?
震える唇 おお可愛いや
而今尔等 区区逃策 皆无用罢
魔除けの呪(まじな)い唱(とな)えられまい
微言至此为止
逃れる策などいまや無駄よ
究其止境 更深如也 散华傞傞焉
細言(ささめごと)はここまでぞ
尔其微渺之物 难逃消散之宿命 呜呼 胡不籍以我手 了却之……
夜(よ)ごとの闇の奥底に ただ散るは紅き花
光阴流逝 晓也犹未至
散るか宿命(さだめ)の 弱きものならばせめて ああ我が手で
纵我素手 沾染污秽几何
時は流れど あかつきは来ず
亦不得自此 脱身而去
一旦踏足此地 纵然慧心 皆闭锁也
我(われ)とていかにこの手穢(てけが)せど
如盲者无二
黒き夜(よ)より逃(のが)れられはせぬ
究其止境 朱华粲然 深宵憧憧焉
ここにおれば盲(めし)いたも同じ
花开直须折 折罢复夭夭 其吾皆倦怠矣
心さへも閉じようぞ
光阴流逝 晓也犹未至
夜(よ)ごとの闇の奥底に ふと咲くは紅き花
嗟尔我身 亦将遁入晦暗
咲かしては摘み 摘みては咲かすのも もう飽いた
時は流れど あかつきは来ず
我は また闇に消ゆ
专辑信息
1.うつつ
2.有や無や
3.ゆめ
4.神かくし
5.からくれなゐ
6.夜ごとの闇の奥底で
7.夜ごとの闇の奥底で 尺八インスト
8.夜啼く兎は夢を見る 尺八インスト
9.常世想兼神
10.天涯
11.からくれなゐ 尺八インスト
12.夜啼く兎は夢を見る
13.常世想兼神 尺八インスト
14.神かくし 尺八インスト編
15.葬 尺八インスト
16.