歌词
空から
舞い降りて来る
欠片たち
凍える木々も
小さな路地も 白く染める
裸足で佇む少女
その瞳には
ともる灯り
小さな窓と少年
さあ 勇気を出して
凍える指を
曇り硝子にそっと伸ばして
「ここに居るよ」と
残したメッセージ
彼はすぐに窓辺に目をやり
ほら 君に気がつくでしょう
独りぼっちは終わり
温もりの中へと誘う
「君は何処から来たの?」と
窓すり抜ける風に問うけど
答えぬまま言うの
“やっと会えたね
ありがとう…”
あの日の事は幻?
遠い夢?
凍える荒野で
小さな少女が争っていた
「悲しい顔はもうやめて」
傷ついて
震える肩を
強く抱いた少年
今 記憶の中で結ばれて行く
恐れを消して それに触れたら
闇の向こうに開くよ 永遠
そして彼女が手招く方へと
ただ意識が辿るままに
いつか欠けてた何か
他愛無い笑顔で埋め
尽くされ
白い欠片が溶けてく
あの輝く季節へと進める
傷を癒す君が
僕に魔法をかけてた
白い吐息の距離が近づき
ほら 温もりが繋がってく
今が何処から来たかなんて
二人は知らないままでいい
君が欲しいものを言って
ねぇ 命じゃなくて
愛なんだろう?
頬寄せてつぶやく
“やっと会えたね…”
限りある世界で
二人出会えた奇跡
ありがとう
真っ白な
この世界で…アウ…
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