歌词
アンジェラ·アキ - フリオ
幼い頃のフリオは
何でもできると信じていた
遊び相手が欲しい時には
いつも見つけ出した
「退屈」と鬼ごっこして
「好奇心」と探検に出かけ
眠れない夜は遅くまで
「孤独」とおしゃべりした
野球選手になりたいと
ある日親に相談してみた
すると冗談でしょうと言う様に笑い始めた
受験に対しまじめでも
志望校を聞いた先生に
「君はいつも現実離れしている」と責められた
世界がどんどん色あせていく
「フリフリフリオ、君には無理よ」
繰り返し言われてる内に
「何してみても、僕には無理」と
後ろ向きな少年になった
フリフリフリオ フリフリフリオ
社会人になりフリオは
空が好きな女性に出会った
昼休みの屋上は二人の聖堂になった
同僚に利用されてる、
上司にいつも怒鳴られている
傷だらけのフリオを
抱きしめ彼女は口にした
凍っていた心が溶け始めた
「フリフリフリオ、平気なふりよ
強い自分になりきるのよ
その内口は思い出すから
自然な笑顔の作り方」
やがて笑えるようになって
信じる事を思い出した
フリオは彼女の手を取って
「結婚しよう」とプロポーズ
Will you marry me?
初めて我が子を抱きしめ
3000グラムの奇跡に
「マリ」と言う名前をつけ
呼びかけてみた
目はまだ見えていないけど、
「僕の声に気づいたみたい」と
フリオはちょっぴり自慢げに
得意げに微笑んだ
自由の翼広げ飛び立て
「マリマリマリよ、何でもありよ
世界はあなたのおもちゃ箱
日々の不思議に気づけるように
ユーモア忘れず笑いなさい
マリマリマリよ、終わりはないよ
立ち向かう勇気さえあれば
ミスのリスクを恐れるよりも
間違いの中にまみれなさい」
マリマリマリよ マリマリマリよ
幼い頃のフリオは
何でもできると信じていた
信じる事を思い出した
フリフリフリオ フリフリフリオ
おわり
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