歌词
何も出来ない 嘘を吐いて眼を瞑った
実際 大抵の事は上手くやれていたし
簡単なようにさえ思ったこともあった
[00:44.401]
いや そんなことはもうどうでもいいんだ
問題はそう 一切の感情が動かなくて湧いてこなくて
苦し紛れに息を吸っている 今だ
[01:02.063]
僕は僕を「僕」と肯定できなかった
曇硝子越しに生きてるような気がした
僕は歌う意味も何もかもを見失って
閉じたままの瞼の裏を見つめていたんだ
[01:24.459]
[01:26.205]
何も要らない 呟いて目を開いた
実際 大抵のものは困らないでいられたし
五感があればいいと思っていたんだ
[02:33.109]
いや そんなことはもうどうでもいいんだ
問題はそう 一切の現実は風に吹かれて錆になって忘れてしまう
その痛ましい事実だ
[02:48.059]
「僕」は僕という存在ではなく
何処か誰か何かとの関係だと思った
僕は窓の外の暗闇に眼をやって
閉じたままの世界のことを見つめていたんだ
[03:13.817]
[03:15.801]
人は人を愛し愛し愛し愛し愛し愛し合って
愛の塊になって人でなくなった
分かった 分かった
僕は息を吸って吐いて吸って吐いて吐いて吐いて吐いて
閉じたままの口の中に言葉を殺した
もう眠いよ
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