歌词
使い切ったカレンダー
またこうして一年の価値を確かめている
君の名前を一度書いて消した
それだけだ それだけのことだ
少し淋しくなるから早くゴミ出しに行こう
頬を撫でた風がやけに冷たくて
いつからか どうして
すれ違うことさえ普通になってしまったんだろう
君と僕の間に透明な違和が在るような気がして
元に戻るには時間が重なり過ぎているから
このままでいいさ このままでいいのさ
僕らの岐に言葉なんて要らないね
借りていた本を返す時に
一頁どこかに挟んだ栞
君はきっと気づかないだろうから
そのままさ そのままでいいさ
いつか行こうって話してたところ
訳もなく行けなかったところ
この街には多すぎて 今更名残惜しくなっちゃって
僕の所為で喧嘩したことも
君の所為で喧嘩したことも
その全てが懐かしい思い出になった
近道しているはずだが何故か時間がかかるな
歩く速度を徐々に上げてみようか
いつからか どうして
噛み合わない言葉も普通になってしまったんだろう
君と僕の間に本当は皺の一つも無いんだとか
思い出せるなら忘れることだってできるはずさ
これからがあるさ これからがあるのさ
僕らの岐に言葉なんて要らないね
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