歌词
「曖昧さを回避する言葉ばかり覚えて、
今日もなるべく違わぬように択び取っていくのさ。
私小説的にもならない、凡庸な人生及びそれに付随する才能。
題名のないうちに息を吸えば、とりあえず大丈夫さ」
なんて……
昨日までの僕は莫迦ですか?w
靉靆としている眼前に現る
メシアのような死神が云いました
「這い蹲って命乞いでもしな」
心神喪失か 勧善懲悪か
何方にしても悪いのは僕のようだ
諦めれば痛くはないかもな
運命は絡まっていた
そうは言っても人間 死ぬのは初めてだ
ねぇ死神 お願い 後腐れないように
一度だけ過去の僕に何か
激励か 叱責か 伝えさせてくれないか
なんて…… 戯言 戯言 曰ったその刹那
まるで走馬灯を見ているようでした!
爛々としている 燦然と輝く
カンテラのような視界が開けました
「感謝とか要らねぇよ 早くしな」
死神は唯待っていた
兎にも角にもこれが最期だ
耳元まで近づいて僕は心に決めた言葉を言った
「その歌詞を捨てな」
バタフライエフェクトか 偶然の御加護か
テープのように巻き戻る その最中
呆れ果てた死神が云いました
「心神喪失か 勧善懲悪か
何方にしてもお前は生きるんだな
最終回でまた会うとしようか」
運命は解けたようだ
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