歌词
茜に染まる空 乾いた風吹く
幼い記憶が生きるこの街で
僕は哀しさに別れを告げたんだ
想い出は優しさに変わる
君の声が聞こえてきそうで
僕は少し俯いて笑った
アスファルトに滲んだ僕らの軌跡
色褪せないまま
よろこびに触れて愛を確かめて
傷つくことでさえ許せる程
息を切らして転んで命削って何かを失い
人はまた繰り返す
どれだけ歩けば どれだけ辿れば
君のその悲しみが消えるだろう
君は微笑んで涙を零した
記憶はいつでも僕らを溶かして
明日を見失っていたあの日の僕らは
慰め合うことで繋がってる気がした
心の綻びも気付かないほどに幼くて
滲んだ瞳が夜明けを待っている
君の涙に誘われて僕は背を向けてしまったね
懐かしさも哀しいことも全て 朱い色に染めてよ
面影重ねて 明日にサヨナラ
すれ違ってゆく景色は溶けはじめて
ありのままの命が強く求め合う奇跡
何も変わらないこの世界で
どれだけ確かな言葉を綴れば
君の幸せを願えるだろう
同じ空の下 君と生きた毎日が
かたちを変えて今もこの街に
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