歌词
どこかで見た景色の中
歩いている
見上げた空月が二つ
闇に浮かぶ
夢の中僕は探してる
なくした歌声
鮮やかな花の匂いに
ふと立ち止まる
枯れた枝に
咲きほこった言葉の色
忘れてた
それは幼い僕らの名前
虹の下で 君を見つけて
嘘と知りながら
罪と知りながら
ただ僕のままで君に
触れたセツナ
なくすものなんて
体温くらいで
いつのまにか月は欠けて
やがて落ちて
君に触れた指先さえ長く伸びて
記憶だけ あどけないまま
大人になってく
鮮やかな花の匂いも
いつか痛んで
意味ばかり追いかけるほどに
言葉は消えて
朝がくる予感の前に
僕ら怯えてる
虹の下で 君をとらえる
このよろこびも
このかなしみも
すぐに忘れてく僕ら二人 切な
せめて残した
小さな爪痕
許されぬと
知っているから
せめて刹那
幻でも
かまわない
虹の下で 君を見つけて
嘘と知りながら
罪と知りながら
いまただ僕のままで
君に触れたセツナ
なくすものなんて
もうなにもないよ
虹の下で
君をとらえ
君を抱いて
君と泣いて セツナ
全て消えていく
目覚めれば僕は一人
朝焼け 切なく
誰が残した
小さな傷跡
誰が残した
小さな傷跡
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