歌词
はねたハネタ
人をはねました、思いっきりハネ飛ばした
月のすごく綺麗な夜、井之頭通りの間を通る
代々木公園の歩道橋の真下、黒い塊が飛び出した
トイレットペーパーが宙に舞い、ついでにおっさんin the sky
覚えてるぜ、フロントガラスに叩きつけられた背中を
助手席の山田の不安な顔、それ見て思わず笑っちまったよ
バーンて音がしたんだ、気づいたらおっさんが下にいたんだ
119番 110番
「ひき逃げにあった」ってつぶやくおっさん
「ごめん、俺がはねたんだ」
救急車が来るまでに7分半
あとはお決まりの事情聴取
ああ、確かなことは一つ
はねたハネタ
人を人をはねた
交通事故でひとをヒット、oh my god
川ちゃんって名前のおっさんだった
金もないし、住所もない、戸籍はとっくの昔に売っ払った
存在しない人間 はねても罪にはありません
なぜか川ちゃんにやったら厳しい警察は学生だった俺よりずっと軽薄さ
業務上過失傷害、暗い将来、前科者のはずが減点ゼロ、優良ドライバーだってよ、変なの
一方川ちゃんは病院で、三食屋根付き、風呂付きで、廊下で俺を会ったら「ハロー、あんちゃん、はねてくれてほんとありがとう」って感謝されたよ
まあとにかく保険の見舞金でフルーツバスケットとプレステ買って
フルーツは川ちゃん、プレステは俺。なんか丸く収まったよね?
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