歌词
妹(いもうと)よ
ふすま一枚 隔(へだ)てて今
小さな寝息(ねいき)をたてている、妹よ
お前(まえ)は夜(よる)が
夜が明けると、雪(ゆき)のような
花(はな)嫁衣裳を着るのか
妹よ
お前は器量(きりよう)が悪いの、だから
俺(おれ)はずい分心配していたんだ
あいつは俺の友達(ともだち)、だから
たまには三人で酒でも飲もうや
妹よ
父が死に 母が死に お前ひとり
お前ひとりだけが、心の気がかり
明日、お前が心ていく前に
あの味噌汁(みそしる)の作り方を書いて行け
妹よ
あいつはとってもいい奴、だから
どんなことがあっても、我慢(がまん)しなさん
そして、どうしても、どうしても
どうしても、駄目(だめ)だったら
帰(かえ)っておいで、妹よ
海
あなたと二人で見つめていたいの
青(あお)く青く澄(す)んだこの海
大きな波(なみ)がよせてきた時に
あなたにすがりつきたいの
白(しろ)い白い波が
砂(すな)に消(き)えるとき
私の恋(こい)も消えてしまうの
でも今は何も言わずにあなたと
見つめていたい この海
あの夕焼(ゆうや)けの海のあなたを
忘れることが出来(でき)ずに
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