歌词
揺らぐ水底から降る雨
目覚める水中花の感情
途切れ途切れの記憶の残像
水窓の中の夢
空を区切った飛行機雲は
昨日だけ切り取っていく蜃気楼みたい
泣きたい程に込み上げる思い
この夏の中に置き去りにして
過去と今をつなぐ星座が滲む
繰り返す夏は僕の手のひらへ
足元を流れ漂う景色は
水平線をなぞってまたここへと帰るから
揺らぐ水底から降る雨
まどろむ水中花を撫でる
途切れ途切れの記憶の残像
水窓の中の夢
透明な箱庭の中
めぐる夏は一つだけ
繋ぐ手が解かれて
自由という悲しさを知った
泣きたい程に込み上げる思い
あの夏の中に置き去りにして
僕の世界を作る空が揺れる
さかさまになって溢れ出していくように
記憶の破片に反射する銀色の
砂は僕をここから連れ出していく
過去と今を繋ぐ星座が灯る
繰り返す夏 水彩に溶けるように
足元を流れ漂う景色は
新たな水平線を描いていく
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