歌词
それから君は、小さい肩を
震わせながら、ぱらりと泣いた。
始まりは些細な事で
どこにでもあるような恋を拾って。
少し冷たい頬に触れて
最後の夜をね、過ごしていたんだ。
同じ夢を 一緒に見よう
いつか、大人になれるように。
それから、君は、汚れた頬を
拭いもせず、両手で空を仰いだ。
「さよなら、時間よ。もう行かなくちゃ」
揺れる髪の奥で、星が流れた。
遠い約束その身体に刻まれている。
想いが弾けて、君は夜空に消えた。
同じ夢を 今夜も見よう
いつか、思い出になれるように。
それから、僕は 伸ばした首で、
空を撫でる、冷たい頬に触れるように
さよなら、僕も、もう行かなくちゃ。
君の想いが、届きますように。