歌词
作詞 : mamomo
風が吹けば、身を委ねて駆けていた。
いつか、理に出会った日。
いろんなおかしさを、昔は受け入れられた。
無数の思い出を、自由に、身軽にさ。
幼い頃、笑い合う僕ら、
確かにいただろう。
時間さえ忘れて、立場さえも忘れて。
そこにはずっと、変わらないものが、
確かにあったろう。
年をとった僕らは、それを、見つけられなくなっていた。
風が吹けば、飛ばないようにと避けた。
嫌いなものばかりが増えた。
いつしか、ささいな疑問も、口にできなくなって。
胸踊るような日々、自分で、遠ざけた。
ここにはずっと、変わらないものが、
いくつもあるのに。
年をとった僕らは、探せなくなってた。
いつか君も、僕の背を越して、
大人になるだろう。
くすんだ眼で物事、斜めに見ることしか、できなくなってく。
葉は落ちて、木は芽吹く、四季は巡って。
冬が来て、時は進み、それでもさ――
それでもずっと、変わらないものが、
確かにあるなら。
いがみ合うことなく、奪い合うことなく、
そこにはきっと、笑い合う僕ら、
確かにいるだろう。
どんな日々でさえも、大切なものにできるだろう。
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