歌词
駅のホームに陽が落ちたら サヨナラ
雫 きらめいて綺麗だった
ふたり乗り ふたりきり
風になれ 坂道
あれも これも 過去になる
改札を抜けて お馴染みのベンチで
ぼくら以外は そのままで
また逢おう そのために手をふるから
落ちてしまった涙 拭えない
それじゃね 「ひとりで平気だから」
いまはまだ 強がりであっても
きみの両手に包まれてる “ぬくもり”
そうか もうそんな季節だった
空き缶に かなしみを
詰めこんでしまえば
きっと もっと 楽だろうな
胸が痛んで そのぶん鮮やかに
ぼくらの影が 焼きついた
あの向こう 滲んでゆくオレンジが
その手も そっと守りますように
それじゃね いつも「泣いてない」って
言って 泣くきみがすきだったな
「あとひとつ見送る」
首を横に しずかに振った
ここが分かれ道
いつか笑って逢うための
電車が来て 手がほどける
きみを乗せて ドアが閉まってしまう
また逢おう そのために手をふるよ
だいじな一歩 踏み出す夕焼け
これはね 明日のためのサヨナラさ
きみと ああ、出逢えてよかったな
手をふるよ
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