歌词
「revii 」
遠い昔のそのまた昔
この物語の始まりがある
少女は此の世に産まれてから
海の青さと風を愛していた
歪んだ望みを 胸に抱えて
醜い肉体と汚れた血
命を喰い潰して 生きている
諍い、病、憎しみと欲望の歴史
そんなもの全て脱ぎ捨ててしまいたい…
人類は遠い宇宙の向こうまで
旅に出たいと望み 船に乗る
この惑星の生命を
最後まで
見届けたいと 少女は願った
永遠の時間を
手にする為に
鋼の身体と油の血
叡智をその身に詰め込んだ
「いつかまた戻って来るよ」と
人々は笑った
青い空 遠ざかる流星に手を振った
残された少女は一人
広い世界でお留守番
何千年の時を独りぼっちで生き続ける
花が死ぬまで 鳥が死ぬまで
街が死ぬまで 人類が死ぬまで
森が死ぬまで 海が死ぬまで
空が死ぬまで 惑星が死ぬまで
少女はⅦつの"白昼夢"に出会う――
-END-
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