歌词
揺れる 波と陰影藍の底 欠ける記憶（こえ）
手つかず硝光（ひかり）さえも
未来 すぐに消える
積もる旋律（ことば）を 辿る唇で歌う稚さ
萎える爪先 鏡の向こうに ただ焦がれ
息を止めたら落ちてくる空
混じることなく沈む 皆底へ
縋ることさえ諦めたから
灯す想いが消えるまえに 聞いて
揺らぐ 波と陰影 藍の底 触れた反（こえ）
泳ぎだす 心臓まで
深く 深く凪いだ
辿る旋律（ことば）を 見失う静寂 憧憬（いろ） 青さ
同じ視界をあの日探していた眼 ひらく
いつか貴方が髪を撫でた日
瞼の奥に今は冷えた夢
息を止めたら落ちてくる空
もしもわたしに飲み干せたなら
水平線 割れた鏡 喉を焼いて泡になって
風に流れ 貴方の近くへ
捕まえたら ねえ笑って
恋していたの 恋していたの
叶うことない あの日 衝いた夢
落ちてくる空 終わることなく
息を止めても 続いていく世界
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