歌词
何も謂わぬはずの物の具が
終に妖となり罵る
ほら 右へ左へ 上から下へ
撥を回して 囃し立てる
誰に依ることもなく生きたい
かつて与えられた御役目を捨て
今を昔へ 九十九の果てへ
空蝉の暦を捲って さあ
昼から夜へ 冬から夏へ
目まぐるしく変わる景色
激しく打ち鳴らす雷鳴の拍動(リズム)
夢と現の境を飛び越えて
唐突に荒ぶる雷鳴の拍動
兵どもの血潮が滾る音さ
雲が月明かりと混ざり合い
星が頼りなく瞬く空
不意に荒れ野に疾る旋風が
冥き闇の中に吸い込まれたら
刹那を永遠へ 彼方の傍へ
泡沫の掟を破って さあ
朝から夕へ 春から秋へ
変わり映えに欠ける景色
鋭く貫く稲妻の曲節(メロディ)
嘘と真の間を駆け抜けて
軍場を引き裂く稲妻の曲節
魑魅魍魎が渦巻く裏表さ
危うげな橋を渡りながら
ただ綾ふやな楽園を求める
古の柵 叩きつけて
また行き過ぎた願事
譫言の様に喚く
遍く全ては魂を宿す
過ぎ往く日々が虚しく見えるとも
仮初の命の負い目を隠して
己が力を讃えよう
激しく打ち鳴らす雷鳴の拍動
夢と現の境を飛び越えて
唐突に荒ぶる雷鳴の拍動
兵どもの血潮が滾る音さ
今を昔へ 九十九の果てへ
空蝉の暦を捲って さあ
昼から夜へ 冬から夏へ
目まぐるしく変わる景色
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