歌词
すいた電車が住宅街ぬけて
ひとしきり冬枯れをふるわす
あとに残った ひとりの足音は
川辺りの遊園地をたどる
さびついたかんらん車に腰をおろせば
ゆるやかに空は巡りはじめ
あなたの住むあたり広がってゆく
さよならが無性に恐かった
はりつめた想いが遠くなるの
いつしか雪が静かに舞いながら
チャコールの下界へと流れて
きっとあなたは窓の外を見てる
あのひとの肩を抱きよせて
つぎつぎと飛行船もゲームも止まり
粉雪が空を埋づめてゆく
終わりの暗示には美しすぎる
私だけ 冬空の旅人
地上に戻る頃 世界が止まる
专辑信息
1.12階のこいびと
2.かんらん車
3.埠頭を渡る風
4.ロッヂで待つクリスマス
5.真冬のサーファー
6.静かなまぼろし
7.キャサリン
8.Corvett 1954
9.入江の午後3時
10.魔法のくすり