Light colors

プリズムを通（とお）した

世界（せかい）の色（いろ）も褪（あ）せ

こんな灰色（はいいろ)に

すべて埋（う）ずもれても

どうにもできないことがあっても

最後（さいご）まで目（め）を閉（と）じず

見守（みまも）ってく勇気（ゆうき）

それは遠（とお）い誰（だれ）かの

持（も）ち物（もの）で僕（ぼく）じゃない

ようやく向(む）かい風（かぜ）は凪（な）いだけど

長（なが）すぎる前髪（まえがみ）が

気（き）になって どうにも

心（こころ）が落（お）ち着（つ）かない

勇気（ゆうき）とは ほど遠（とお）くて

明日（あした）はもっとうまくやってみせる

だからもう一度（いちど）だけ信（しん）じて

プリズムを通（とお）した

世界（せかい）の色（いろ）も褪（あ）せ

こんな灰色（はいいろ)に

すべて埋（う）ずもれても

僕（ぼく）ならばできる

たとえひとりだって

未来（みらい）にまた塗（ぬ）りかえてみせるよ

弱（よわ）い人（ひと）ほど 特徴（とくちょう）のなさを

うまく演（えん）じてるのに

僕（ぼく）はこんな小（ちい）さな

罪（つみ）も许（ゆる）せないで

いらだちをぶつけてる

高（たか）く伸（の）びる空（そら）急降下（きゅうこうか）する

鳥（とり）たちの声（こえ）を聞（き）いた

痛（いた）みや苦（くる）しみを覚（おぼ）える人（ひと）になど

ならないよう 祈（いの）っていた

今日（きょう）はあの場所（ばし ょ）を目指（めざ）していく

だからこの熱（あつ）い血（ち）を信（しん）じて

涙（なみだ）で世界（せかい）が

閉（と）ざされてしまっても

こんな美（うつく）しい

景色（けしき）を忘（わす）れても

ふたりならできる

信（しん）じ続（つづ）けていく

あの日（ひ）のふたりを後悔（こうかい）せずに

夕凪（ゆうなぎ）が赤（あか）く染（そ）まるよ

僕（ぼく）らも

精一杯（せいいっぱい）燃（も）える生（い)き方（かた）を

プリズムを通（とお）した

世界（せかい）の色（いろ）も褪（あ）せ

こんな灰色（はいいろ)に

すべて埋（う）ずもれても

僕（ぼく）ならばできる

たとえひとりだって

世界（せかい）をまた塗（ぬ）りかえてみせるよ