歌词
奴隷の少女が 王（ファラオ）の前で舞い踊る
奴隸的少女在王的面前起舞
少女の胸には 生まれつき浮かぶ 悪魔（セト）の図形記号（グリフ）
少女的胸口浮現出了 惡魔的圖樣
城下に見渡す 黄金の全て王（彼）の所有物（もの）
在城下眺望 黃金的一切都是王的所有物
褥の夜闇に 決して叶わぬ想いが募る
在黑暗的被窩裡 絕無可能的幻想日漸增強
言葉でなく 躯（からだ）でなく
無需語言 也無需身體
「この舞で語りましょう」
“就用這支舞道來吧”
振り招く指 嗜虐の愛
搖動的手指 暴虐的愛
触れぬ肌の熱さを 舞い踊る
舞出無法觸碰的肌膚的炙熱
黎明の風 黄金の蓮
黎明的風 黃金的蓮
夜露を ただ滲ませて 微笑む
微笑著 讓夜露也滲透進來
月日は飛沫に 少女はやがて踊り子に
光陰四散 少女終於成為了舞娘
最初の披露目は 恋うる王（彼）の 婚姻の儀式
第一次的出場 便是心愛的王的婚禮
喘ぐ心 棘の痛み
心如針紮般絞痛
「この舞に隠しましょう」
“就藏在這隻無裏面吧”
砂陰（さかげ）の咎 黙示の愛
砂影之罪 暗示的愛
狂気を孕み続け 舞い踊る
孕育著瘋狂的舞蹈
出会う二人 奴隷と姫
相遇的兩人 奴隸與公主
少女は自らの血筋（血）を 知らずに
少女不知道自己的血統
二輪の蓮 鏡映し
兩朵蓮花 在鏡中映出
「悪魔だ――」と叫ぶ怒声
“是惡魔——”的怒吼
視線の雨 黄金の王
視線之雨中 黃金之王
少女を庇うために 立ちあがる
為了保護少女而站起來
批難の雨 眩暈の淵
責難之雨中 眩暈之淵
少女は 無実の罪を 認めた
少女承認了冤枉之罪
少女の胸 貫く槍
長槍貫穿了少女的胸口
舞い散る血にかまわず 舞い踊る
毫不介意飛濺的血而起舞
黎明の風 黄金の蓮
黎明的風 黃金的蓮
枯れ果て朽ち尽きるまで 微笑む
微笑著 直至枯竭身死
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