歌词
町から町へと歩けば
心に留まる情景を
指で象ったフレームで
記憶のフィルムに写して
その優雅で可憐な一面には
隠すことの出来ない顔見せて
潜む影を描きたくて
カンバスに筆をなぞるよ
広がる荒野に転がる
いびつな宝石に腰掛けて
風の唄に耳を澄ませれば
遠くから
鍵盤のワルツきこえる
石畳の上ぽつりと
寂しげに佇むチャペル
鐘の音に誘われるように
重い扉に手をかける
ぐるりと祭壇を囲むように
敷き詰められていたロマネスクに
目を奪われ
虜になって
囁く声を聞きたくて
妖しげに誘う音色は
行く宛のない手を引き連れて
花咲く道標のロンドを
アンダンテへと変える
終わりなき旅
色とりどりの色彩と
艶やかな音楽が交わる
嘲笑われてた時代の波が
栄光の架け橋を渡して
ふたつが織り成す奏では
鈍色に霞んでいたけれど
やがて仮初の宿離れて
また追い求める旅
続いていくよ
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