歌词
悲愴-成田剣(なりたけん)
词:五月攻
曲:鞠
あの日に見た紡ぎ人も
記憶の底行方も知らず
重なり合い何重にも
編みこまれて虫かごの中
こんなに愛しむとは
思いもせず向かい合った春
ほのかな香り
心の奥に根をおろし
ひろがりしみわたっていく
小さなタネが埋もれ
深く痛く刻まれる
見知らぬ顔かわいた声
聞きあきた冷たい笑い
ゆるぎないと言えるものを
求めていたやるせない夜明け
つまづくひまもないと
急ぎ足をとめず来たのに
思わぬ足どめ
ひどい嘘をついてみても
心を残すしかない
虚しい傷ばかり
苦く甘く刻まれた
ありきたりでも
出逢いを振り返り
特別だと感じた
そこに立ちすくんでいる
埋もれていくとかけた期待
長い時があきらめに変えた
目が離せず固定していく
居場所もない視線の行方
木漏れ日にとける
せまいカゴの中で踊る
自由望まぬ蝶の羽
むしり取るまでもなく
他の水で生きられない
細い糸で編んだクモの巣
気持ちごと閉じ込めておく
心もとないオリ
きつくもろくしめつける
心の奥に根をおろし
ひろがりしみわたっていく
小さな花がひらき
あわく強く咲きほこる
ひどい嘘をついてみても
心を残すしかない
悪あがきの抵抗
苦く甘く消えていく
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