歌词
昔々ある森のはずれ
貧しい家族 双子の姉妹
愛らしい妹 惨めな私
「大人になってもずっと一緒よ」
二度目の目覚め 深く暗い森の奥
道しるべはなくたって
ふたりなら大丈夫だって
「どうせなら遠くまで行こう」
運命が巡る
かがやく星を詠み
誰かが昔書き残したお菓子の家目指して
幸せの「向こう側」へ
信じて歩き続けたなら楽園の果てが見える
私は貴女 貴女は私だから
ふたりはひとつ 指を重ねどこまでも
ゼンマイ仕掛けの針が動きだす頃
冒険の鐘を鳴らそう
お菓子の家 おそろしい魔女
一体どれほど経ったのだろう
倒れた妹 囚われの私
神よ どうか願いを聞いて
天使の顔の悪魔が降り立ち告げる
「運命を取り替えれば妹は命永らえ
貴女は愛される少女に」
運命が廻る
ふたりは駆け出して
世界が見たこともないような鏡の環を壊して
シナリオを書きかえ
信じて語り続けたなら空想も真実(ほんと)になる
私は貴女 貴女は私だから
ふたりは同じ 笑顔のままどこまでも
左に夢を右手には現実を
星を越え生まれ変わる
少女はまだ知るすべもないのだから
そう、甘酸っぱく熟したちいさな呪い掛けて
混ざり合う貴女は(わたしは)「誰なの?」
形は貴女 心は私だから
ふたりは同じ 沈んだ羅針が示す
左に夢を右手には現実を
全ての謎を明かそう
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