歌词
ギター、ベース：Nemu
バイオリン：Jill
歌唱：IrumaRioka
「辛いのは二度とゴメンだわ。
偽善者に興味は無いのよ。
自分犠牲にきっと酔っているんでしょ？」
毒づいてそっぽを向いても
生意気に少し笑うだけ
あなたに私の何が分かると言うの？
ねぇ
その心なら私が見えるの？
サファイアの瞳なら
とうに失ってしまったのに
ああ
今この時も私はゆっくり
あなたを傷つける
それでもなぜ輝きは増してゆくの？
あなたは幸福の王子様！
その唇が私に告げる残酷な願い事
きっと汚れた私に似合うのね…
悪くはないわ
私なら痛くない様にシてあげるわ！
それなりに楽しかったけれど
お別れよ
私は行かなきゃ
冷たい風が迫り来る前に
ねぇ
独りきりでも
あなたは生きるの？
あの娘にルビーも差し出して
ここに何が残るの！？
ああ
今この時も私はゆっくり
体温（ねつ）を奪われていく
それでもなぜ愛おしいその肩の上
愚かな幸福の王子様
叶うことなら
私がこの手で守ってあげたいのに
きっとあなたはまた他の誰かのため
私の事優しく呼ぶでしょう？
ねぇ
私の事も
愛してくれるの？
お願い
凍えてしまうから
この涙を止めてよぉ！
ああ
今この時も二人はゆっくり
朽ち果ててゆくのに
私の目に映るあなたはいつでも
輝く幸福の王子様！
その唇にそっと触れたなら
お別れにしましょう
その心臓が割れる音を聴きながら
私はただ願っているわ
せめてあなたが楽園へ行けるように…！
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