歌词
编曲 六弦A助
その弱さに気付いてあげるよりも
その強さに気付いてあげてほしい
弱さに気付いてほしいだけの人
強がって他人(ひと)に弱さを見せない人
——————君のその手は誰を救うべきか。
一人の旅人がとても豊かな村へ辿り着いた。
その村は10年前まではとても貧しかったが、
一人の村長が村人の為に懸命に働いて村を救ったと云う。
しかし村長は過労のあまり倒れ、そのまま帰っては来なかった。
村長にすっかり頼りきっていた村人達は、
残った者の中から新たな村長を決めようとしたが、
決まらないまま既に数年が経っていた。
街の外れにある村長の墓標に、供え物は一つも無かった。
本当に救うべきは誰だ?
人は皆、弱い者ばかりを救いたがる
それこそが美徳だと信じているから
ただ多くは同情を誘う言葉の裏で
誰よりも自分だけが救われる事だけを考えている
誰かのために生きて、誰かのために死ぬことを美徳とするならば
この世に“自分らしさ”などは存在しないだろう
ただ求めるままに、信じるままに、あるがままに
他の誰かのためじゃない 君が君であるために
人は皆、弱い者ばかりを救いたがる
それこそが美徳だと信じているから
ただそれは彼らにとって都合の良い結末である事は言うまでもない
真の悪は誰だ?
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