歌词
それは微かで確かなもの
おいでおいでと優しい声
刹那気づいてしまったなら
深い暗い遠い闇の向こう側
光を失くした水鏡
逆さの私が楽しげに
にやり揺らぐ水面に溶ける
怯え途絶え震え吸い込まれ
大丈夫手をかけなくとも
扉はほら開かれた
自ずと道は示される
一歩踏み込んだ先は
嗚呼回る回る目も眩む
永久の星屑極彩色
未だ誰にも明かされない
鍵は紡がれし歌の中
嗚呼落ちて落ちて
底のない記憶の狭間
秘密の花園
引き寄せられ導かれて
迷い込んだ真夜中の舞踏会
白い月明かりに揺られて
ひとつまたひとつほどけてく
其処に足跡だけ残して
淡く強く響く透明な記憶
進む頼りなげな爪先
甘い香りに溺れてゆく
怖いだけど知りたいもっと
定まらない思考もう止めて
私を呑み込んだ森が
嬉しそうに舌なめずり
失くすことを畏れないで
瞳に宿るは影
そう知らず知らず見失う
其処に生まれ来るは偽者
薄れてゆく自我
違う何かへと
忘れゆく快感
嗚呼廻る廻る赤と白
狂い咲き散る魅惑の花園
早く連れ去って
信じられる自分など
とっくに無いから
何処で踏み違えたか
招かれざる客人
優しい子守唄は
夢見がちな嘘
ほら回る回る目も眩む
永久の星屑極彩色
未だ誰にも明かされない
叫声は紡がれし幻想の中
嗚呼落ちて落ちて
底のない記憶の狭間
秘密の花園
惑わされて踊らされて
迷い込んだ真夜中の舞踏会
仮面の下の私はだあれ?
Ah 形をなくした
欠片達の行く末は誰も知らず
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