歌词
宿命の嵐が とぐろを巻き 荒ぶり
無数の足音が 私を探し 彷徨う
人目につかぬよう
何もかもを犠牲に
息を殺し
身を潜めて
生き抜いた日々
深い深い森で
魔笛の音は響いた
呪いの旋律よ
切り刻んでおくれ
狼が哭いた
誰かが攫いに来るの
隠してきた牙を剥き
懸命に逆らう
同情する者たちは
最後には逃げて行った
耳障りのいい言葉
バラバラにしてあげるから
復讐の気持ちが
心に芽生え始め
数奇な人生を
この手で壊すと誓う
真実を話せば
不気味だと罵られ
希望もなく
夢も持てず
俯いた日々
深い深い闇で
魔鳥は目を覚ました
呪いの囀よ
狂い咲いておくれ
紅に染まる
誰かが攫いに来るの
隠してきた性を剥ぎ
命を狩る為に
非常で冷たいはずの
貴方は庇ってくれた
手あたり次第全てを
バラバラにしてしまったわ
深い深い森で
魔笛の音は響いた
呪いの旋律よ
切り刻んでおくれよ
神々が唄うアリア
自ら掻き消す前に
醜いこの形相を
打付けて焼くの
いつか
天に召される
あの空を翔けて
自由に羽ばたきたいと思うことも
烏滸がましいですか？
許されない欲望ですか？
どうか
生まれ堕ちた意味を
私に教えてください
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