Railway (feat.つずな)

Music : Sound-Box

Vocal ; つずな

いつも通りの最寄り駅の裏

自転車に鍵を挿して

改札口で待ち合わせている

君の姿が見えた

いつも通りの列車に乗って

流れるままに揺られて

君の横顔に話しかけよう。

届くはずはないと知りながら

僕らは、ただ、ただこのままでいたかっただけなのに、まだ

どうしようも、どうしようもなく

僕の想いは環状線のようにグルグルと途切れなく回るまま

あの日の記憶が、まだ、まだ忘れることが出来ない。

今日を生きよう。

500回、5000回と同じ車窓と列車に乗ってもまだ、

路線の終点はまだ先さ

いつも通りの帰り道にまた

2人きりで歩いている

コンビニで買ったアイスを割って

僕らは駅に向かう

いつも通り混雑するホーム

人の波を押しのけて

君の横顔を見つめている

何も知らないフリをしながら

僕らは、ただ、ただの不運な高校生。だからまだ

どうしても、どうしても

パッと宙を舞うように飛んだ僕を前照灯が照らすまま

君の顔だけが、また涙にかすんで見えない。

そしてまたさ、

500回、5000回と朝に戻って君の顔を見てさ、

終わりの無い旅が始まるのだ

このまま続いてればよかった

終点なんて見たくもなかった

君と笑い合えればそれだけで、

君の側にいるだけでよかったから

今更、ただ、ただの思い出に縋ってる。だからまださ、

嗚呼

今更、ただ、ただの負け惜しみをしている僕だから、

どうしても、どうしても

僕の想いは環状線のようにグルグルと途切れなく回るまま

あの日の記憶は、ただ、ただ忘れることは出来ない

今日も終わる。

500回、5000回と繰り返してきて僕らはまた、

また会うまでサヨナラさ。