猫の一日

重たいまぶた 昼寝 午後の部屋

散らかった机 飲みかけのミルク

静かな空気 ぽつんとおかれた

つまらない時間だけが流れる

一日中誰もいない部屋

ただ体丸めてみた

僕は今君のぬくもりが 今切なく懐かしいんだ

かーテンを開き 人ごみの中

君のにおいを探した

ひとりぼっちにしないでほしい

ただ空を見上げてみた

僕は今君のいないこの時間　今本当に疲れたんだ

ドアが開く　僕を呼ぶ声　これから思いっきり甘えよう

終わり