歌词
かの話から千年
森立の城晶へと贄を捧げた
少年少女と真実の書物の話
「童話の様な古い話
誰も信じない
いずれ忘れ去られ
朽ち果てて消えていくだけ」
それでも何かに導かれ
ようやく此処へ辿りついた
目の前の城の中であの書物が
誰かを待っている
小さな頃からずっと
「城に近づくなかれ」と
禁忌の様に
避け続けてきたけれど
どうして?なぜなの?
耳から離れないあの古い話
好奇心は抑えきれずに
一歩ずつ城へと踏み込む
書物に触れたその時
知らない誰かの幻想が見えた
悲しげに遠くを見つめて
それなのに何故なのか
不思議と幸せそうで
真実を知る為頁を捲った
たちまち記憶が流れ込む
魔法の書物煌く星の病
終天の真意を見て
ふいに声が聞こえた
「わたしをおもいだして」
「ぼくをおもいだして」
浮遊した書物が開いて
世界を飲み込んでいく
魔法に包まれ消えていく
総ての景色が今文字になる
彼らは総てを思い出したのだ
呪われし輪廻の先
産まれた事を
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