歌词
いつか見(み)てた光景(こうけい)を思(おも)い出(だ)していた
それはとても遠(とお)くて、モノクロ(ものくろ)の記憶(きおく)
小(ちい)さき頃(ころ)の戸惑(とまど)い
大人(おとな)になっても変(か)わらず
ただ一瞬(いっしゅん)で振(ふ)り返る
欠片(けずい)み残(のこ)した
それはそれは 夢想(むそう)の残影(ざんえい)
まだ胸(むね)に秘(ひ)めている
何処(どこ)へ去(さ)るの 佇(たたず)む明日(あした)
容易(ようい)に崩(くず)れてく
錆(さ)びた思考(しこう)に紛(まぎ)れた
曇(くも)れた雑音(ざつおん)
動(うご)きを止(や)める
時計(とけい)のよう
途切(とぎ)れ途切(とぎ)れ 逆(さか)さまの悪夢(あくむ)
影法師(かげぼうし)の空(そら)を見(み)ていた昨日(きのう)で
叶(かな)わなかった儚(はかな)げな願(ねが)い
どうか私(わたし)も一緒(いっしょ)に連(つ)れてってください
この大気(たいき)の向(む)こう
一度握(いちどにぎ)った手(て)を離(はな)し
知(し)らず知(し)らず 光陰追(こういんお)い駆(か)ける
落(お)としたさき翳(かげ)る
殻(から)の希望(きぼう)に囚(とら)われた日々(ひび)に
いつ弱(よわ)める片羽(かたはね)
闇(やみ)の側(がわ)へ身(み)を任(まか)しとけ
風(かぜ)の中(なか)へ散(ち)り逝(ゆ)くから
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