蛍の提灯

歌词
女の方から通って行くなんて
心ないとかはしたないとか
夜叉みたいと恐がる人や
けものみたいと蔑む人が
わたしのまわりにいるのです
それでも恋はとめられなくて
わたし今宵も夜道を歩きます
水恋しさに川辺に群れる
螢のあかり貸しとくれ
ここからほんの十分ばかり
歩いて通うその間
わたしの足もと照らしておくれ
ホーホー螢ホの字の螢
螢の提灯さげて行く
恋しさだけをポカポカ灯し
夜道坂道暗い道
この身を焦がす切なさならば
螢とおなじ恋おんな
せめても月が十三夜なら
迷いもせずに行けるけど
わたしの勝手を許しておくれ
ホーホー螢ホの字の螢
螢の提灯さげて行く
恋しさだけをポカポカ灯し
夜道坂道暗い道
ありがとうもうお帰んなさいな
あんたの恋に光りなさい
わたし帰りは夜明けです
夜明けです夜明けです
专辑信息
1.女は抱かれて鮎になる
2.愛の詩
3.北の海峡
4.秘恋~松五郎の恋~
5.女房気質
6.おんな南部坂
7.ずっとあなたが好きでした
8.乱~らん~
9.雪国~駒子 その愛~
10.千すじの黒髪
11.忍冬(すいかずら)
12.夜叉海峡
13.火の国の女
14.朧月夜に死にましょう
15.蛍の提灯
16.夜桜お七