歌词
幼き日と今とを結ぶ 村祭りの歌 口ずさむ君
振り返る大人びた仕草 夕焼けに 染まる頬を隠す道
細い肩についた木の葉 伸ばした手がためらう
透明な翅 震わせ浮かぶ 何処に止まる 秋茜
また明日まで 去り行く先で 赤く忍ぶの?
暮れ急ぐ西日を追いかけ 帰り路が いつまでも続くこと願う
肌寒さが僕等を寄せて 思い出す 無邪気に手を繋いだ頃
止まりそうで止まらないまま 宙に遊ぶ指先
行き場なくして 山の際の一番星を指したよ
微笑む君の横顔見つめ 笑い泣く心
透明な翅 震わせ浮かぶ 何処に止まる 秋茜
また明日まで 去り行く先で 赤く忍ぶの?
尾花の土手に月が昇る 光満ちた今宵は
「また明日ね」の前に告げる 僕の想いを――
专辑信息