歌词
清しこの夜の感情
溢れ出す期待は
遍く全ての空想
月の縁を擦れば
カルキの抜けた水辺に
映る過去も虚ろに駆け出して
ただ幼く慰めるのさ
静か遥かの丘で幾万年
沈む時間の曲線上
死に行く月日の七拍子
不条理な光景を
普通だと叫ぶだけ
生まれて悔やんだ神様も
踏まれてすぐさま安らかに
瞬く私は
誰もいない空へと
徒然の言葉を
飽きるほどに打ち上げて
輝く歌を吐き
自分が何者かを
探して最後は
毒を食べて眠りに就く
昔懐かしの山道
樫の木に結んだ
仲良しこよしの妄想
首を絞めた末路は
ザクロを食べた御伽の
罪も座して積まれて皿の上
ただ苦肉を晒すばかりと
雷に焦がされた朴念仁
如何な慈愛も極少数
射貫いた弓矢は横一線
無理強いの難題に
学びなどないのに
瞬く私は
雲の街を歩いて
徒然の涙へ
伝える場を見出して
行き着く音楽が
宇宙に塗炭を張り
転じて彼方の
甘い陶酔は無くなって
去って曇った
想い患って腐った
注いで悲しむ水瓶も
砕いて祈れば安らかに
瞬く私は
星に憧れる度
徒然の名前を
工夫もなく馴染ませて
奏でる無秩序な
理想を羅列させて
知ってる癖にさ
叶うよと嘘に溺れ
剥がす鱗の乱反射
身を任せては光るだけなのに
絡めた糸で釣り上けた
さあ私をどうしたいのかな?
君は
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