歌词
安寧の日々は滑稽なヒビへ
形を変える
エス・カーストの最下層
トロイメライ覚め、カオスな今へと
終演間近の演目で足掻く有様、無様!
腐乱、ブラクラを踏み抜けば
破棄場が手を招く
排せよ栄光、席を崩した
廃せよ願望、縁を下した
拝せよ劣等、支配者の御前なるぞ
采地の解放、盤面乱れて
才知の落陽、とうとう崩れて
見下す者は見下されていた
贖う術など知らなくて、
僅かな繋がりすら切れ果てた
見る目が無く、無価値な
愚か者ばかりだな、と吐き血を吐く
悪辣な香りが路地裏を染める
降り出した雨で肌は冷め、
心は湧いた憎悪で熱を出した
蒔いた憎しみが芽を出して、
人々に絶望を振り撒けと、
呪詛のように唱えた言葉は
誰にも届かずに消えてく
延命も、弁明も、許されることなく、
憐れみすら手向けられず、
道化には暗幕が下る
惨憺たる日は閑散なる日が
呑み干してゆく
終末色の末端で、
脆い、得体なき灯りが揺れてる
醜悪、癇癪、浅薄、不躾が滲んだ顔
違う、誰だ此の化け物は
恥、止まり知らず
環境には妄言をつらつら並べ、
人間には侮蔑を込めて責任転嫁
自己愛で満たして、
この愛こそ極上だと言立
嗚呼、御免 当然で失敬
語るまでもない
垂れ流れ、浸す世迷言
驕り、高めることが上手いこと
壊れた玩具のように
己を崇め、讃えてを繰り返す
嗄れた声と雨音の交合い
溶け朽ちてく身体よりも
酸鼻な心が蠢いた
賢しさが果てる娑婆になど
塵芥程の価値もないなと
跡形もなくこの身を消してくれと
笑いながら叫んだ
分解が始まる 記憶も、身体も
ちょっと待て、すぐ果てないだと?
後の祭り 記憶は剥がれて舞った
嘆願も虚しくやがては
言の葉すら紡げなくなってた
唸り声 虚ろな目 不様な顔のまま
身体も剥がれる
願いは叶い、全ては消え果てた
路地裏の骸は鼠が
新たな住処にしてた
愚か者だった
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